第56回全国証券問題研究会
今大会は、永野良祐名古屋商科大学大学院客員教授を講師としてお迎えし、「仕組債とデリバティブ〜プロから見た商品特性と投資適切性」についてご講演いただきます。また、桜井健夫弁護士から、現段階における金融商品取引の理論と判例の全体像を鳥瞰して整理した内容を、「金融商品取引の執務資料」として解説していただきます。 そして、今大会では、勝てる証券訴訟を目指して大阪執行部で継続して検討した内容として、「電話録音記録の活用研究」と「敗訴判決の分析と展望」を企画しました。 さらに、恒例の入門講座や勝訴判決報告なども含め、今回も盛り沢山な内容となっておりますので、ぜひ多数ご出席下さいますようお願い申し上げます。
日 時 2017年9月15日(金)・9月16日(土)
場 所 15日・あいめっせホール」(イーグレひめじ3階) 姫路市本町68番290
(JR姫路駅から北(姫路城方面)へ歩いて約600m) (大手前公園南側)
16日・姫路キャッスルグランヴィリオホテル 姫路市三左衛門堀西の町210番地
(JR姫路駅より南(姫路城反対側)へ歩いて約700m) 【申込方法】 本研究会の参加資格は、原則として、個人投資家側で証券取引被害事件,金融商品取引被害事件を担当する弁護士であり、@直近過去4大会(奈良、長崎、京都、浜松)のいずれかに出席している方、A本研究会地区幹事を含む研究会参加資格を有する2名の推薦を受けた方等に限定させて頂いております。
【主な内容】
15日(金)
午前10時30分 入門講座 若宮隆幸弁護士(京都) 「本当の凡人による証券事件入門講座」
(正午から午後1時まで休憩)
午後1時00分 現地挨拶 基調報告 松田繁三代表(大阪)
午後1時20分 基調講演 永野良佑(名古屋商科大学大学院客員教授) 「仕組債とデリバティブ
〜プロから見た商品特性と投資適切性 〜」
(休憩)
午後3時10分 桜井健夫弁護士(東京) 「金融商品取引の執務資料〜理論・判例の鳥瞰」 午後4時40分 電話録音記録の活用研究 吉岡康博弁護士(大阪)他
午後6時15分 研究会(1日目)終了
午後7時00分 懇親会(於:姫路モノリス)
16日(土)
午前8時30分 幹事会
午前9時00分 「ネットトレードの実例報告」 磯雄太郎弁護士(東京)
午前9時20分 「敗訴判決の分析と展望」 片岡利雄弁護士(大阪)
午前10時30分 「金融トラブル連絡調整会」の紹介 坂勇一郎弁護士(東京)
午前10時45分 判決・事件報告
@東京地裁平成29年3月28日判決 (有価証券報告書等虚偽記載事件) 浅井淳子弁護士(東京)
A静岡地裁浜松支部平成29年4月24日判決(過当取引事件) 正木健司弁護士(名古屋)
B東京地裁平成29年5月11日和解 飯田修弁護士(東京)
C岡山地裁平成29年6月1日判決 三木俊博弁護士(大阪)
D東芝事件 吉田泰郎弁護士(香川)
午前11時55分 議 事 次回開催地 その他
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