第39回全国証券問題研究会
(今回は同志社大学法科大学院との共催です)
今回は、基礎理論の面では、岩波新書「金融権力」の著者で、サブプライムローン問題に端を発した今般の金融破綻問題を分析し、マクロ的に現代の金融の病理をえぐり出しておられる本山美彦京都大学名誉教授(現:大阪産業大学教授)に、証券取引被害との関連をも見据えて、ご講演いただきます。
実務面では、マイカル債事件の投資家一部勝訴判決を題材に、信用リスク問題や社債投資を巡る諸問題についてのミニシンポを企画しております。
大阪・松田繁三弁護士らによる入門講座も開催
日 時 2009年2月20日(金)・21日(土)
場 所 同志社大学法科大学院寒梅館
(〒602-0023 京都市上京区烏丸通上立売下ル 電話075-281-3518)
【参加費】 参加希望の方は詳細をおたずねください。 【申込方法】 各地の幹事を通じてお申込みください。 (専門的な研究集会であるため、一般の方の申込は受け付 けておりません。ご了解下さい。)
【主な内容】
20日
午前10時〜 入門講座 : 松田繁三弁護士、桜井健夫弁護士
午後1時〜 現地挨拶 京都弁護士会理事者
基調報告 三木俊博代表
午後1時30分 講演「金融危機と金融犯罪」
本山美彦・京都大学名誉教授(現:大阪産業大学教授)
午後4時 社債投資を巡る諸問題ミニシンポ
〜マイカル債弁護団を中心として
午後6時30分 懇親会 京都ブライトンホテル
21日
午前9時 幹事会
午前9時30分 勝訴判決報告 ・大阪高裁平成20年8月27日判決
・名古屋高裁金沢支部平成19年9月26日判決 (原審:福井地裁平成19年3月23日判決)
午前10時〜 民法改正問題の状況の報告
午前10時30分 事件報告等 平成電電事件 リーマン債事件、通貨オプション事件等 ライブドア事件 酒販年金事件 近未来通信事件 ワールドオーシャンファーム事件 ニイウスコー事件 新種商品の事件紹介 消費者法学会立ち上げの報告
午後0時 議 事
次回開催地の決定、その他
(今回は松尾健一同志社大学准教授に、全般的に助言をいただく予定です。)
研究会当日、判例セレクト32の販売を開始予定
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