第31回全国証券問題研究会

今回は、大武泰南氏を講師にお招きし、
証券取引訴訟の判例の傾向や最近の証券取引の変化など
について、ご講演頂く予定です。


大阪・中嶋弘弁護士による入門講座も開催



  日 時   西暦2004年10月29日(金)・30日(土)

  場 所  京都弁護士会会議室
           TEL 075-231-2335 京都市中京区富小路通丸太町下る

      【参加費】 
               入門講座 1500円
               研究会   8000円
               懇親会 13,000円 
               (宿泊は各自精算になります)
     
      【申込方法】
  各地の幹事を通じてお申込みください。
                

【主な内容】

29日
 10時〜12時   入門講座(大阪・中嶋弘弁護士)


 1時00分  京都弁護士会 歓迎の挨拶

 1時15分  基調報告(桜井健夫代表幹事)


 1時30分  講演 大武泰南氏

         「近時における証券取引紛争の傾向と問題点」(仮題)

         
(講師のご紹介)証券取引所に長く勤務され、「証券取引ハンドブック」の編纂等にも携わ
              られた他、「証券取引読本」を共著で執筆されるなど、証券業の法令諸規則及び実務に
              通暁されています。昨年出版された「証券会社が敗訴するとき」(ダイヤモンド社)では、
              証券会社ないし外務員の行為がどのようなときに違法と判断されるのかを判例を通して
              わかりやすく紹介されており、私たちにとっても非常に参考になります。今回は、証券取
              引判例の傾向や、最近の証券取引の変化、投資勧誘の実態と問題点などについて、
              長年のご経験を踏まえたご講演を頂く予定です。

 3時00分  質疑応答


 3時50分  研究報告・投資被害の心理学
         〜ノーベル賞受賞の研究は証券取引事件で使えるか〜
          (桜井健夫弁護士)


 4時10分  勝訴判決報告、事件報告
           東京高裁・過当取引判決(栗原弁護士)
           東京地裁・過当取引判決(洞澤弁護士)
           京都地裁・過当取引判決(加藤弁護士)
           東京高裁・投資信託判決(栗原弁護士)
           丸荘証券事件(田中清治弁護士)


 6時〜    懇親会


30日(土)
 9時〜    研究報告・「事件受任に必要な最新証券取引知識」
           信用取引の仕組み(近藤弁護士)
           社債(塚田弁護士)
           取引所(塚田弁護士)
           ネット取引(塚田弁護士)
           投信(青木弁護士)
           持ち株会社化に伴う被告の確定(大田弁護士)


 10時40分 事件報告、判決報告
           横浜地裁・変額保険判決(石戸谷弁護士)
           東京高裁変額保険錯誤無効判決確定(最高裁上告棄却)報告
           (桜井弁護士)
           東京地裁・無断売買判決(近藤弁護士)
           大阪地裁・アルゼンチン国債判決(山崎敏彦弁護士)
           大阪地裁・EB判決(片岡弁護士)
           大阪高裁・投資判決(田端弁護士)
           マイカル債事件報告(武井弁護士)
           金融審議会・投資サービス法制定の動き(塚田弁護士)


 11時30分〜 議事(次回開催地等)
 (12時終了予定)
                  
 


研究会当日、判例セレクト24販売を開始予定